Mystery 1
amago mark
釣行のさい体験した不思議な出来事をお伝えします。



京都 北山の怪
kitayama
ある夏の深夜、弟と二人で京都北山の上桂川へ釣行しようと車を走らせていました。
週末であるにも関わらずこの日は珍しく一台の車とも出会わずに貴船まで快調にたどり着く事が出来、 幸先の良さを感じていました。
貴船を抜け芹生峠を上り切った所で用を足すため車を停めました。 曇天で月も無く、あたりは真っ暗やみで灰屋川源流の瀬音と、 ヘッドライトに照らされた周辺だけに動きを感じとることが出来ました。 その時、右側の山上の方から 「カーン・カーン・カーン・・・」という音が聞こえてきました。
この闇の中で村人が山仕事をしているわけはないし、 しかしその音は確かに斧で木を切っているように聞こえていました。 弟も確かに聞こえると言うようにこちらに顔を向けました。 恐くなり私たちは車に飛び乗りカーラジオを目一杯のボリュームにしてその峠を走り抜けました。
あの音の正体は今でも何か判りません。


リンカーン コンチネンタルの謎
crushed car
私達の釣倶楽部「釣展会」の有志で、奈良の川迫川へ釣行した時のこと。
それぞれ思い思いの場所へ入渓し、私はキャンプ場から釣上った。 この日は釣荒れか通常のポイントではない場所から結構数をかせいで神童子谷と布引谷との出会いに来ました。
右の布引谷に入りしばらくして緩いカーブを曲がると目の前に ライトブルーの大型車が天井を下にした格好で渓を塞いでいた。 錆も無く落ちて間も無いと思える様子で、タイヤがカラカラと空転していると錯覚してしまいそうなほどでした。
この車内には多分誰もいなかったと思うが、というのも何か薄気味悪く良く見なかったと言うのが真相であるが 場違いの車種の唐突な出現に釣意も無くなりその場から引き返した。 この林道は天ヶ瀬に繋がってはいるが、対向車があればすれ違えないほどであり、 何故こんな所に、リンカーンコンチネンタルが逆さになって落ちていなければならなかったのか、 想像を逞しくしてしまう。


二つの発光物体
hairpin curve
急坂のヘアーピンカーブが続く鞍馬と広河原を結ぶ花背峠を、 京都から美山へ向けて車を走らせていました。
夜明け前で通行車もなく快調なドライブを続けていましたが、いくつめかのヘアーピンカーブに差し掛かった時、 そのカーブミラーに対向車のヘッドライトを確認したので車を路肩へ寄せて待ったけれど、 何時まで立っても対向車は来ないし、助手席に座った友人からはどうしたのかと言われ、 実はこういう事だと説明をしたけれど信用してもらえない。 ふに落ちないまま発進したが結局前方には何ごとも無かった。
その夜、釣行先の美山の宿で、集まった釣倶楽部の仲間に話をしたがほとんど信用をしてもらえ無かったようである。 何度も通って知り尽くした道でありミラーが別の方向をむいていて 自分のライトが写ったなどと言う落ちは断じて無いといいきれる。

後日、個人タクシーを営業している弟にその話をした時、彼もそれと似たさらに強烈な体験をしたとの話を聞くことができた。 周山街道の笠峠の頂上にかけてトンネルがあり、深夜乗客を周山へ届けての京都市内への帰路トンネルの出口に差し掛かった時のこと、 坂下から対向車が来ているのがそのヘッドライトで判った、あと少しですれ違うというときになって ものすごいスピードでその光は二つに分かれトンネルの両側へ上っていったということであった。


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